育英幼稚園の教育

育英幼稚園の教育

 幼稚園は子どもが主役です。その子どもをご家庭と幼稚園が力を合わせて守り、成長を応援します。育英幼稚園にはスクールバスも給食もありません。おうちの方と手をつないで、お話をしながら通園していただきます。お母さまが心をこめて作った「おふくろのあじ」のお弁当が子どもにとっては最高なのです。

 「つがつくうちは膝の上」と言われるように、 人生の中でお子さまを抱いて慈しめる期間はせいぜい10年間でしょう。特に幼稚園時代の親子のふれあいは、将来の子どものために大変貴重であり、親にとっても「一番いいとき」だと思っています。この時期に、自分が愛されているということを実感できると、自分のことを大切にして、人を思いやることのできる人になると信じています。

 その人の一生を支える人格形成の基礎を培うのは幼児期です。乳児期を過ぎ、小学校に入学するまでの3年間の教育は特別です。ですから、あとからでも間に合う知識や技術の習得に時間を割くのは、もったいないことだと思います。この時期にしかできない、感じられないたくさんの経験をしてほしいと考えています。

 育英幼稚園では泥んこになって思いっきり遊びます。教員はその子その子の興味・関心・発達に応じた配慮をしながら、子どもと一緒に泥んこになって遊びを楽しみます。クラスや担任などの枠を超え、いろいろな人が関わります。そして、遊んだものはしっかりと後片づけをします。

 みんながこの時期に経験してほしいさまざまな活動をする時間も大切です。子どもたちが意欲をもって取り組めるようしっかり準備をします。折り紙は創立以来伝承されてきました。新しい教材、技法を取り入れた制作もします。季節や行事に沿うもの、母の日、父の日など大事な人への贈り物、共同制作などなど、子どもたちは想像力や創造力、感性を豊かに育んでいきます。 創立者が「子どものときに本物と触れる」ことを大切にしてきたので、たいそう・音楽・アートは専門の講師が育英幼稚園の教育方針に沿って教員と一緒に指導します。

 一生懸命であるゆえにお母さまが子育てに悩まれることもあるでしょう。そんなときには一緒に考える存在になりたいと思っています。子育て相談や預かり保育、行事の折の弟妹のお預かりなど、子育てが少しでも楽しくなるようお手伝いしたいと考えています。教員たちも毎日、その日を振り返り、子どものことを全教員で考え話し合い、子ども一人ひとりの個性を伸ばせるよう努めています。

 子どもたちは卒園してからも、学校がお休みになると幼稚園に遊びに来ます。園児の中には曽おばあちゃんが卒園生という四代目の子どももいます。いつまでも、「こころのふるさと」のような幼稚園でありたいと思っています。

園長  河村真理子


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